OIPGFF5WLZP.jpg新しい流れ
葛藤の2ヶ月が過ぎた。
COVID-19 第2波が鋭い牙をむいて襲い掛かってきた。
そんな中、ほとんどの方が復帰してくれたこの2ヶ月、スクールの中は入り江の港のように波は静かだ。
人の心はわずかだが変化し、どこか分らないが新しい方向へ動き始めている。
心の深層には自分で自分を守ろうという強い信念が備わったのだろうか。
ダンスに対する対処の仕方、見方も変化している。
じっくりと私の言葉に耳を傾けてくれる。
新しい人も入会した。
以前はいなかった見学者もぼちぼちだがお見えになる、なんなんだろう。
方向性を見失い、行くての見えない時代に向かっていた人類を、COVID-19が警鐘を鳴らし人間本来の道に立ち戻しているのだろうか。

時代の変化が文化を育てる。
私はダンスを通してでないと分らないのだが確かに時代は大きな転換点をむかえ流れは変わった。
ならばダンス界も変わらねばならない。
ヨーロッパから東京へ、東京から地方へダンスの波は流れていた、しかし波は止まった。
政府は指針を発することが出来ず、地方は独自の対策で対処し始めた。
ダンス界も北は北海道から南は九州迄、地方の先生たちが地方から新しいダンスの考え方・表現、踊り方を発展させ発信すればよい。
そうすれば数年後活気あるダンス界が現れるだろう。

私たちは文化程度の高い、品の有るそんな金沢から新しいアィデアでダンスを発信して行く。