男性がリーダーだという誤解  
新聞に 動く石に苔は生えぬ と出ていた。
イギリスでは腰を落ち着けぬ者にろくなものはいないと評価するそうだ。
アメリカでは能力のあるものは引き抜かれ一定の処に定着しないのをよしとする。
日本では昔は一所懸命、苔のむすまでの精神が良かったのかな。

ダンスではよく動いてくれる女性が良しとされる。
しかし、動かぬということの中に根拠がなければと入れると意味が変わる。
女性に理論はいらない、踊り易ければ良いとするか。
女性も理論を勉強し、音楽性・運動性・美的要素を表現すべきだとするか。

日本人は美について世界1感性の高い民族だと言われている。
しかし、女性には学問はいらない等、女性を高める風習は以前少なかった。
私はダンスにおいて女性崇拝主義者だ。
女性を上手くしてお相手をするマイフェア―レディのヒギンズ教授だ。
動く、動かないに時間や物理的運動性(周転円の逆行・溜)と、日本的な間・見栄を取り入れる。
そんな女性ダンサーを作ったが世の男性は踊れないという、それでは何にもならない。
違う。
女性の美や動きを理解して踊るという知的な男性にならねばダンスはおどれないと云うことだ。
ダンスルネッサンス、私たちは何時も研究会をしています、皆様も研究してください。