OIP.jpg闘牛
 NHKのある番組でケネディー元大統領の長女キャロラインさんがケネディーの好きだった言葉は上杉鷹山の 為せば成る だったと鷹山の故郷でスピーチしたと引用していた。

 今コロナ禍の中でダンス界は先細りの中にいる。
マスクをして、会食などに気を付け、消毒手洗い等をするとかなりの確率で感染は防げると科学的に根拠が出されているが、ダンス界では警戒感が強く行動に移す手立てを見いだせていない。
自信を持って1歩前に踏み出そう。

 他ダンスを見るとフラメンコ・タップ・フラ・ベリーダンス等曲は変わってもリズムや種目は少ないと思う。
しかし、社交ダンスには10数種目も有るのにワルツ・タンゴ・ルンバ・チャチャチャ等しか踊っていない。
何故もっと踊りの幅を増やさないのだろうか。
 私がダンスを本格的に始めようと思ったきっかけは今は亡き元チャンピオンの小嶋鉄治・慈美先生のパソドブレを見たときからだったと記憶している。
パソドブレはラテンのタンゴだ、リズムは分り易いし踊りは劇的で面白い。
 近年のラテン競技は好きではない、チャチャチャもサンバもジャイブも皆同じ唯跳ねるだけにしか見えない、クイックなども飛び跳ねればかっこよいように走り回っている。

 前にも書いたが競技ダンスと社交ダンスが別の道を進めばダンス界は消滅するだろう。
近年外国のラテン競技会を見るとベーシックに回帰しているように見える。
派手なアクションやルーティンは見るには面白いが大衆は踊れないからダンス離れや衰退の原因となる。
誰とでも踊れるよう、派手なアクションは極力省いて本来のフィガーで踊ってみよう。
面白いフィガーや簡単で美しいルーティンはいっぱいある。
大きくスピードから、正しく美しく楽しくへの転換だ。
ダンス界復興に 為せば成る 美しいダンスに本腰を入れてパソドブレ・クイックステップ等社交ダンス全般を見なおして挑戦して見よう