
ダンス月刊誌に文化の違いと言う切り口でハーフパートナーのダンスを見つめるコーナーがある。
長くダンスを踊っていると湧いてくる疑問になるほどと頷ける。
言葉や考え方に文化的意味の違いがあるのだなと読んでいる。
先人たちは文献から勉強した、解体新書と同じだ。
次に映像が入り、そこへ外国人ダンサーが目の前で踊った。
圧倒的な違いに打ちのめされたと思う。
紆余曲折を経て外国人にも教えを受け、勉強熱心な我々の先輩たちはイギリスに近づく成績を得る国になった。
しかし今ダンスのレベルは一向に上がらず、もう一度先人たちが感じた感受性を取り戻さなければいけない。
それと同時に教科書や語学を勉強しよう。
言葉の意味も分からず、形だけを真似し、意味もなく用語を使い順番を追いかけるジャパニーズダンスでは発展も繁栄も期待出来ない。
特に早く、迫力、目立つように、大きく等に目を捉われず、本来の意味から遠く離れている事に注意し、あまり聞かなくなった用語を再勉強しよう。
ポーズ(止まる)ポイズ(吊りあい)ボイスチャー(動きの中の姿勢)やクローズ、クロス、ホバー、フットワーク、ノーフットライズ等地味な物に目を向けなくなった事が、本来のダンスの美しさや目的から外れているという事を自覚して勉強すれば今なら間に合うと思うのだが。
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