
高校生たちは元気にレッスンに来ている、高度な音楽性と葛藤中だ。
今年からは大きな大会に集中する予定らしい。
そんなレッスン中、廊下に人の気配がする。
見ると小学生までレッスンに来ていた天才少女だ。
もう高校生、友達も連れてきている。
高校生ペアの女性とは同学校、同教室だという。
高校生ペアの男性とは小さい頃一緒にレッスンした仲間だ。
高校生ペアのレッスン終了後、懐かしそうにワルツのシャドーを始めた。
流石天才少女、前に教えたとおりにワルツを踊ってくれた、拍手。
友達の子も見よう見まねでベーシックルーティンを皆の真似をし乍ら踊りきった。
お友達グループが5人居るという。
みなでサークルを作ってワルツを踊らないかと誘うとまんざらでもない返事。
下では家族が待っている。
さようなら、ありがとうございましたと階段を降りて行く。
彼らが小さかった頃家族が迎えに来ていて抱き付いたりはしゃいだりふざけ合ったりした時の再現だ。みんな大きくなったが、私にとっては和やかなひと時だ。
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