先日競技会が有った。
女子高校生たちは２位だった。
その彼女のおばあちゃんが、１位になった人たちは、格が違っていたという。
まさにその通り、有り難い一言で有る。

私のレッスンはずばり品格の追求である。
格は　おきて　きまり　格式　ねうち　身分　品格
品格　その人に感じる気高さや上品さ、品位。

今後社交ダンス競技が生き残って行く為には、優劣を判断する中にスピードだとか大きくとか目立つという判断材料も有るかと思うが、品格を伴ったスピード感や格調高い美しさがさ最重要な要素だという事を感じる技術の戦いで有って欲しいと思っている。

ラジオ対談の中で元大関貴景勝が相撲をスポーツと言わないで欲しいと発言していた。
そこには深い意味が有るのだろう。
私も社交ダンス競技は順位は付くが、スポーツではなく品格を備えた芸術として捉えて欲しいと思っている。

尚、今言っている事は競技会の事であり、巷で踊られる踊りの事ではない。
ダンスを媒体として楽しむ向きにはＰＴＯに応じて大いに楽しんで踊ってもらいたい。